書類が来ない。よくある話だ
「書類をお送りください」と伝えた。1週間経っても来ない。催促した。「すみません、もう少し待ってください」
また1週間経った。その間に候補者の温度感は下がり、他社エージェントから内定が出た。
書類の遅延は、案件が止まる最大のボトルネックだ。
なぜ書類は来ないのか
書類が来ない理由は、候補者の怠慢ではないことが多い。
- 期限が明確になっていない
- どのフォーマットを使えばいいか分からない
- 職務経歴書の書き方が分からない
- なんとなく後回しになっている
書類が来ないのは候補者の問題ではなく、案件設計の問題だ。
書類回収を確実にする3つの設計
設計 01
期限は「面談中」に決める
面談が終わった後にメッセージで「書類をお送りください」と伝えても、優先度が下がりやすい。面談中に、候補者の目の前で決める。
「書類なんですが、来週〇日までにいただけますか?その日までにあると、求人紹介のスピードが上がります」
理由をセットで伝えると、候補者が動く理由になる。
設計 02
フォーマットと手順をその場で送る
「書類をください」だけでは候補者が迷う。面談中、または面談直後にこれを送る。
- 履歴書・職務経歴書のフォーマット(テンプレートURL)
- 写真の撮り方の案内(アプリやコンビニ機の使い方)
- 送付先のメールアドレスまたはアップロード方法
手順が明確なほど、候補者は動きやすい。
設計 03
提出期限の前日にリマインドを入れる
期限を決めても、候補者は忘れることがある。前日に一言リマインドを送る。
「明日が書類の提出期限です。何かお困りのことはありますか?」
これだけで回収率が大きく変わる。リマインドをスケジュールに入れておくと、CA(キャリアアドバイザー)も忘れない。
書類回収は「待つ仕事」ではなく「設計する仕事」
書類が来るのを待っているCA(キャリアアドバイザー)は、案件を止めている。書類が来るように設計するCA(キャリアアドバイザー)は、案件を動かしている。
期限を決める。手順を送る。リマインドを入れる。この3つを面談のルーティンにするだけで、書類回収の止まりはほぼなくなる。
今日からできること
次の面談で書類の話が出たときに実行する3つ
- 期限を面談中に決める(「〇日までにいただけますか?」)
- フォーマットと手順をその場で送る
- 前日リマインドをスケジュールに登録する
書類回収を設計する習慣が、案件の詰まりを一つ減らす。