あなたのスケジュール帳、今日は埋まっていますか?

予定がぎっしり入っている。

初回面談もある。求人紹介もある。面接のフィードバック対応もある。

「忙しい」と感じるし、実際に忙しい。

それなのに、月末になると数字が足りない。

この経験、心当たりはないだろうか。


原因は、「何を管理しているか」にある

多くのCA(キャリアアドバイザー)は、予定を管理している。

スケジュールに載るもの——面談・面接・日程調整——を追いかける。これを「イベント型管理」と呼ぶ。

イベント型管理の問題は、シンプルだ。

予定は「結果」であって、「原因」ではない。

初回面談という予定は、それ以前の工程(架電・日程調整・候補者との信頼構築)の積み重ねで生まれる。

予定だけを見ていると、その手前にある「詰まり」が見えなくなる。


「詰まり」とは何か

案件は、必ずどこかで止まる。

よくある「詰まり」のパターン
  • 書類がまだ届いていない
  • 求人紹介したが、応募意思がまだ曖昧
  • 面接後のフィードバックが回収できていない
  • 初回面談後、次のアクションが決まっていない

これらは、スケジュール帳には出てこない。だから気づかない。気づかないから、放置される。放置されると、案件が腐る。

「今月は案件が少なかった」——そう感じるとき、実は案件は存在していた。ただ、止まっていた。そして腐っていた。


売上が安定するCA(キャリアアドバイザー)が朝に見ているもの

売上が安定するCA(キャリアアドバイザー)は、朝に2つだけ確認する。

朝10分の点検項目
1
案件の詰まり
書類待ちは何件あるか? / 次のアクションが決まっていない候補者は誰か? / 企業推薦が止まっている案件はどこか?
2
今日の生産量(KPI)
初回面談は今日何件あるか? / 目標に対して足りているか? / 足りないなら、何で埋めるか?

この2つを10分で確認する。それだけだ。


予定は「仕事の証明」ではない

予定が埋まっていると、安心する。「頑張っている」という感覚になる。しかし、忙しさは成果ではない。

売上が安定するCA(キャリアアドバイザー)は、こう問いかける。

「今日、何が前進したか?」

書類が回収できたか。企業推薦を出せたか。止まっていた案件が動いたか。

この問いに答えられる1日を設計するために、朝10分の点検がある。


今日からできること

今日のアクション

朝、スケジュールを開いたとき、こう問いかけてみよう。

「今日の予定の中に、止まっている案件を動かすタスクは入っているか?」

入っていなければ、今日の仕事は「前進していない可能性が高い」。

予定を見るのをやめる必要はない。ただ、予定の"手前"にあるものを、同じくらい見てほしい。それだけで、月末の景色は変わる。